劇団 竜 その7のページなのラ!

「別れ船」


小竜丸座長

☆


劇団 竜「豊橋健康ランド」公演 2005年03月26日(土) 昼の部のお芝居「別れ船」でした。
主演小竜丸座長(とらさん)。その父親役に市川良太郎、惚けた爺さん役を上手に演じられてました。
小竜丸座長いつもながら熱演です。 内容は、村一番の暴れん坊のとらさんはお酒を飲んで喧嘩ばかりしています。女房おしず?(確かこんな名前でした)(橘ゆり)の母親の形見の着物まで(”これだけは止めてください”とお願いしても)質草にしてしまします。ヒドイ亭主です。そのあと時化にあい行方不明で死んだと思われていた元の亭主(龍丸くん)が5年ぶりに帰って来ました。兄貴のとらさんと再婚しているなんて知らない元の亭主は一緒に行こうと言いますが、”遅すぎたの”と泣き崩れるおしずに訳を聞きます。とらさんと再婚していることを知らされたら、兄貴なら間違いないと身を引き帰っていきます。 でも・・・まだ元の亭主のことを忘れられないおしずはおよよと泣き崩れます。ここ橘ゆりさん上手にやられてました。丁度帰ってきたとらさんは、この一部始終を見てました。とらさんは奇策を思いつき、女房に離縁状を渡します。何の非もないおしずは”何故ですか!”と言いますが、とらさんは家風に合わないなんて訳の分からない理由を言って追い出してしまいます。おしずは元の亭主を追って行きます。ここで親父登場。とらさんに日本一のバカ息子と叱り付けます。とらさんは弟分が時化にあって行方不明になったのは自分のせいだと言い、 こんな晴れた日に漁に行かないでどうすると嫌がる弟分(龍丸くん)を無理やり漁に連れて行った件を話しました。結果時化にあってしまい新婚ホヤホヤの女房を後家さんにしてしまったので、きっと弟分は生きていると疑わなかったとらさんは、自分が結婚しておしずを他の男から守ってやろうと思ったのです。そして弟分が生きているのが分かったので離縁状を渡し弟分に女房を返すことを思い立ったのだと話しました。親父さん、今度はコロッと態度が変わり日本一の息子だといいます。
おいおい・・・さっきまでバカ呼ばわりしてたろうに。
でも待てよ、あの出来た女房の事だから、きっと自殺するに違いないと親父さん言います。それは大変だ!止めなければと、とらさん、親父さんに止めに行かせます。
後で自分が汗水しておしずのために貯めたお金(貯めていたのならそのお金でお酒飲めよって感じですが)を渡すのを忘れた事を思い出し自分も追いかけていきました。ここまで書けば分かると思いますが、ラストはハッピーエンドです。
この日の舞踊はセリフ入り名曲特集でした。





















市川 良太郎






橘屋 虎舞龍






恋 しぐれ









☆


 

 

劇団 竜 その6のページへ行くホームへ戻る劇団 竜 その8のページへ行く

☆


Copyright
e-mail