劇団菊太郎 その32のページなのラ!

梅沢 菊太郎 座長



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劇団菊太郎 「豊橋健康ランド」公演 2008年05月10日(土) 昼の部・夜の部舞踊ショーのものです。
劇団菊太郎さん、今月3回目の観劇行って来た。

朝から雨が降ってる。今日は一日中雨なんだろうな。
鈴蘭と違って、ランド観劇は天候にはあまり左右されない。 (台風とかだと考えるが・・・笑)

駐車場は前回と違って、結構いっぱいだった。
お風呂に入ると、大変賑やか。
これは、この地域のお百姓さんが雨のため仕事が出来ずに集まってくるから。
お百姓さんは今大変忙しい時期であり、こんな雨降りの日しか休めない大変なお仕事です。
お風呂から出て、早速昼食で秋刀魚のから揚げを頼んだ。
この秋刀魚のから揚げは結構美味しいのだが、私にはたれの唐辛子が効きすぎていて辛い。
もう少し唐辛子を控えてくれると良いのに・・・でも、お酒のおつまみとしての一品だから仕方ない。
いつものように、もう大広間は既に沢山の人が入ってる。
ただ、いつもとの違いが一つある。それは、大広間中央を広くし役者さんが通りやすくしている。
ということは、客席が狭くされているわけだ。 少し窮屈だけど仕方ないな。。。

お芝居「兄妹」
主演佐助に菊太郎座長、妹おとよにあすかちゃん、お春に北斗ちゃん、冬吉に道矢くん、お秋に七海ちゃん、同心に星明くん。
大店の主が亡くなり、妾に生ませた兄(佐助)妹(おとよ)は、大店に引き取られたが、佐助は丁稚以下、おとよは女中以下の扱いをされていて、おとよは知的障害で苛められていた。
主が亡き後、姉のお春が一人で店を切り盛りしいるのに、長男である弟の冬吉は女癖が悪く仕事せずに遊びほうけている。 妹のお秋にも馬鹿にされている始末。
そこへ、同心が来て、冬吉には強姦の疑い、お秋には万引きの疑いが掛けられているとお春に話に来た。
お春が、その疑いは本当なのか?と二人に厳しく問いただすと、観念し「やりました。」と白状した。
それを聞いていた佐助は、お春から冬吉の代わりにお縄になって欲しいと懇願される。
はじめは断っていた佐助も、留守の間、妹のおとよの面倒を見ると言う約束の上渋々承知した。
同心は、佐助が冬吉の身代わりにお縄になるのを察した。
佐助が、おとよとの別れをしたいと申し出て、おとよを諭す場面は、涙が溢れ出た。
3年後、佐助が娑婆に戻って来ると、案の定、妹おとよは相変わらず苛められ、食事も満足に与えられず、冬吉には手篭めにされていた。
この有様を知った佐助は、おとよを不憫に思い、このどうしようもない現実から逃れさせてやりたいと、おとよを紐で首を絞め殺してしまう・・・ 同心を除く出演者全員が死んでしまう救いのない話で、聞くも涙語るも涙だった。
おとよ役のあすかちゃんは、知的障害の妹を皆の涙を誘うに十分過ぎるくらいの演技力で実に上手く演じていた。また、ほぼノーメイクで可愛いかったなあ。
お春役の北斗ちゃんも、へぇ〜こんなに上手いんだ!と関心した。

口上
菊太郎座長オリジナルなこのお芝居は実話で、これを座長が聞いて涙し、書き上げたお芝居だそうです。
また、妹役を誰にしようと考えていたら、楽屋でいつも「腹減った。」(おとよが口癖の様に言う台詞)と言っていたので、あすかちゃんに決定したそうです。 真に安易だけど、たぶん彼女しか適役はいないでしょう。

道矢くんが劇団グッズ促販をする時に、道矢くんの親孝行話を座長が話した。
道矢くんは、座長の一番弟子。13歳の時に、「弟子にして下さい。」と土下座して入団(当時は鷹ノ羽)。
入団すると親孝行をするんだと言って百均で貯金箱を購入し、毎日貯めていた。
4ヵ月後、道矢くんの親御さんが舞台を見に来た時、道矢くんは貯金箱を全部開けて、4ヶ月間で貯めた全額5万2千円を親御さんにポンと渡した。
その時、入団した4ヶ月前には、「こんな子生まなきゃ良かった。」と言っていた親御さんが、僅か4ヵ月後には「生んで良かった。」と。良い話です。(^^)
ただし、オチがあり、親御さんが携帯料金に7万8千円払っていた。って赤字じゃん。(爆)

座長はお喋りなので、口上が長く、いつも休憩時間が短い(10分くらいかな)です。(お芝居が長いのもありますが・・・)

舞踊ショー
菊ちゃんの淡雪の恋。
北斗ちゃんが、お芝居で女形だったので、今日は北斗ちゃんの女形観れるかも?と期待していたら、ほんとに女形で踊ってくれた。顔立ちが綺麗なので男も女もめっちゃOK。

送り出し
今回は前回までのお写真をプリントしてきたので、サインをもらった。
まずは、お気に入りの北斗ちゃんに、「サインいいですか?」。
写真を見せた瞬間に、 北斗ちゃん;「大きいカメラで撮ってる方ですか?」と。
私;「はい、そうです。」
北斗ちゃんは、嬉しそうにサインしてくれた。
お次は、あすかちゃん。 その次は、七海ちゃん。
あすかちゃんが、七海ちゃんの写真を見て「写真写り良いからなあ〜。」と言った。
私も納得。 ってゆーか、あすかちゃんは撮り難いが、七海ちゃんは撮り易いのだ。
やっぱり、その結果から撮れてる写真が沢山あるというのが理由だろうね。
続いて、道矢くん・星明くん・座長の順にサインを貰った。

夜の部まで時間があるので、お風呂に入る。
お風呂から上がってきて暫くすると、何かが始まるようで、常連の方が去年も見たものをまたやると言っていた。 何かは、マジックショーだった。
私には、一般の方の参加らしく見えた。 (手が震えていたからね。プロなら震える訳ないし。)
マジックショーも終わり、夕食に塩ラーメンをいただいた。 最近は、こればっか。

夜の部舞踊ショー
ロック・ソーラン。 デデデ・デン 梅沢菊太郎〜♪梅沢菊太郎〜♪お目通り〜♪と座長の女形がオープニング。
またまた座長のお話が・・・北斗ちゃんは、子供好きで座長の息子さん3人の面倒をよく見てくれて(息子さんもホクちゃんホクちゃんと、なついているそうです。)大変良い娘です。と切り出すが。
2階のゲームのところで息子さん3人と一緒に遊んでいると、お客さんから「座長の奥さんですか?」と聞かれて。 北斗ちゃん「ああ、はあ」と、否定せず。
それを見ていた座長が「違うと言いなさい。」と、怒ってた。(笑)

送り出し
いつも思うのだが、この劇団は満面の笑みで送り出してくれるから好きだ。 笑顔が大変素晴らしい。
文才の無い私には、この劇団の良さが全く伝えられてないと思う今日この頃・・・
























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