橘 菊太郎 劇団 その199のページなのラ!

橘 菊太郎 座長



☆


橘 菊太郎 劇団 「バーデンバーデン」公演 2009年5月3日(日)昼の部・夜の部舞踊ショーのものです。
橘菊太郎劇団さん浜松凧祭り公演1回目の観劇行ってきた。

2ヶ月ぶりくらいか。 それからすると、それほど変わりは無いかも?と思いながらバーデン到着。
相変わらず駐車場はいっぱいだった。
お風呂に入って、大広間へ。 う〜ん、バーデンは暑い。
いつもの野菜炒めラーメンを注文する。

マイミクさんがご挨拶しに来てくれた。取りあえずはご挨拶だけで、また後ほど。

昼の部お芝居「次郎長と旅役者」
主演 清水の次郎長:大五郎若座長。
その子分 小政:良二くん。
お蝶:きよみさん。
旅役者座長:菊太郎座長。
その妹:めぐみちゃん。
弟子 あし:新吾さん。
悪い親分:ひろしさん。

旅に出た清水の次郎長(大五郎若座長)と小政(良二くん)は、旅の途中行きずりの方に路銀を全額恵んでしまった。幸いまだ清水は近いことから、小政に金を取りに行かせた。
次郎長が小政が帰るまで休んでいると、旅役者座長(菊太郎座長)一行に出くわし、ひょんなことから役者になる羽目になった。

次郎長に「かえる」と言う芸名を付けるが、何故「かえる」なのかが分からない???
それに、たった一人の弟子の名前が「あし」って?これも意味不明。

座長の妹(めぐみちゃん)の家に行くことになり、そこで悪い親分(ひろしさん)に五両の借金を五十両にされ、さあ返せ!返せないなら・・・無理難題を突きつけられていた。
これを、座長が解決しようと、ヤクザなら、その上の親分に成りすまして、借金帳消しにしてしまえば良いんだと、一芝居打つことになった。
座長が芝居の稽古を付ける場面は爆笑!
本番では、金を取りに行っていた小政がお蝶(きよみさん)と戻って来て、座長一行が悪い親分を騙しているところへ乗り込んで来たから、さあ!大変。
偽者次郎長だということがバレてしまった。
でも、安心、偽小政が本物の次郎長なのであった。って書いてて訳分からなくなった。

書いてて分からないものが、読んで分かるかい! と一人ツッコミをしてみる。(笑)

結局、本物次郎長が解決したのであった。終演。

口上
大五郎若座長。そのままグッズ販売へ。

昼の部舞踊ショー
・大五郎若座長、CDデビューな「時薬」を唄う。
・お面を付けた黒装束がランプを持って客席から現れるやつ、大ちゃんを中心にな舞踊!
このスモークではフラッシュ撮影は無理と判断しフラッシュのスイッチをOFFに! でも動きが速過ぎて、ブレブレ〜。
・女優陣群舞。めぐみちゃんだけ撮る。(^_^)v
・きよみさん、女形。きよみさんを撮るのは結構好きなんだ。
・良二くんを中心に、浅太郎くん、裕太郎くん。
・お次は待ってました!めぐみちゃんのソロ舞踊。
かっ!かわいいーい! めっちゃ沢山撮った。ここで今日の撮影予定終了かも?(^^ゞ
・かずみちゃん中心に群舞「おんな富士」。
好き!
・雪江ちゃん、女形。
・裕太郎くん、立ち。
・浅太郎くん、立ち。
・かずみちゃん、お面を何枚も取り替えるやつ。めっちゃ良かった。
ここで送り出し写真はかずみちゃんに決定した。(^_^)v
・大五郎若座長、女形。スモーク対策にノーストロボ。
・次も女優陣従えて大五郎若座長、女形。鬘替えてるだけだけど。
・良二くん、立ち。 ・菊太郎座長、女形。
・フィナーレ!
ラストは皆で激練り! 浜松凧祭りならではの出し物。

大入り〜。
送り出し
まずは、かずみちゃんの送り出し写真撮りに行く!
例のパンフの件、予てから座長に報告しようと思っていたのに、撮り終えて来たら、座長居なかった。

仕方ないので、お風呂へ。

お風呂上がって、花舞台見ながら母と話してると、マイミクさんがお話にみえた。

夕食は、野菜ラーメン。
今日はラーメン尽くしだ!

夜の部お芝居「庚申月夜」
主演 夜烏銀二:大五郎若座長。
競演 父っつあん:新吾さん。
その娘 おさき:かずみちゃん。
岡っ引きの婿どん:良二くん。
大工の源さん:浅太郎くん。
役人:ひろしさん。裕太郎くん。

長屋の連中が、父っつあん(新吾さん)の悪行をおさき(かずみちゃん)に訴えに来ているところから物語りは始まる。
「お尻を触られたのよ〜」
「私なんて、女の大事な胸を触られたのよ〜」
源さん「俺なんかキャン玉を・・・」
悪行三昧・・・。
誤るしかないおさきだった。
おさき「分かりました。よく言い聞かせておきます。」

そこへ盗人 夜烏銀二の捕物最中の岡っ引き婿どん(良二くん)が腹ごしらえに帰ってきた。
おさきは先ほどの父っつあんの苦情を婿どんに話す。 よし、分かった。と父っつあんに言い聞かせることにした。
婿どんは、何も知らず帰って来た父っつあんに苦情を話した。
父っつあんも、さるもの引っ掻くもの。そう易々とは認めない。
逆に言い包められる婿どん。とっても味のある父っつあんである。
そこへ仲間の役人が練りながら婿どん呼びにやってくる。凧祭りか!

盗人 夜烏銀二(大五郎若座長)は、役人に追われ、父っつあんの居る家に逃げ込んだ。
ここから銀二と父っつあんの二人芝居。 このお芝居の最大の見所である。
この世に生を受けてからずっと天涯孤独な銀二は心が壊れて盗人になってしまったのだった。
それを知ってか知らずか、父っつあんは、今からでも遅くない、真っ当に生きるんだ!と銀二を諭した。
父っつあんの熱い情に絆され、銀二は身の上話をした。
銀二は捨て子で、角兵衛獅子の親方に拾われ、今で言う児童虐待されながら育てられた。
それ故、親の愛を知らぬまま今まで生きてきたのであった。

父っつあんも人には言えない過去を話した。
今ではこんな楽隠居な父っつあんも、過去に二人の妻を持ち、二人とも死に別れてしまっていた。
一人目は、子宝が授からないため深川不動さんに願掛けした。
その甲斐あって、男児が授かり大喜びした。のも束の間、占いによると、
「生まれた日が良くない。この日に生まれた子は大泥棒になる。
かの大泥棒石川五右衛門、ねずみ小僧・・・」と言われて、
生まれて間もない子を一度捨てて厄を落と落とす事にした。
地域の祭りの日、深川不動さんの石段に子供を捨てると同時に御輿がやって来て、そのまま子供までもが居なくなってしまった。
いくら探しても見つからず、妻は泣き崩れて川で足を踏み外し、泳げない妻はそのまま溺れ死んでしまった。
二人目の妻も、娘のおさきを産み落とし、産後の肥立ちが悪く、亡くなってしまった。

角兵衛獅子の親方の話によると、銀二は自分も同じ深川不動さんの石段下から数えて3段目に捨てられていたと話す。 この時、父っつあんは、行方知らずになった自分の子供に違いないと悟った。
父っつあんは、確認のため、お守りは持ってないか?と銀二に尋ねた。
銀二は「捨てられた親のお守りなんて捨てた!」と言い放った。

父っつあんは、昔から思い描いていた願いがあった。それは息子と酒を酌み交わすことだった。
もう出て行こうとする銀二に、この願い叶えてもらえないか?と頼んだ。
銀二は了承し、1杯だけ酒を飲んだ。
その時銀二も親孝行をしてみたいので、肩を揉ませてくれないか?と父っつあんに頼み込んだ。
父っつあんの肩を揉んでいると・・・そこへ、婿どんが帰って来た。
二人は慌てて、銀二に奥へ隠れるよう指示した。
銀二の履物を如何しようか迷っていると、丁度その時婿どんが銀二の履物を見つけてしまう。
婿どん「これは誰の履物だ?」 銀二はあえなく見つかってしまい、婿どんはお縄にしようとする。
それを止めに入る父っつあん。
そして、影で話を聞いていたおさきも引き止めた。 そんな二人の思いを聞き入れ、「お前は銀二ではない。」と情けを掛ける婿どん。 銀二は、自ら差し出していた両の手をしまい、去って行くのだった。
終演。

この二人の大熱演から終盤にかけて、涙が止まらななかった。
これほど泣けたのは、橘のお芝居では初めての事だった。

口上
大五郎若座長。そのままグッズ販売へ。
大ちゃん、募金箱がポツンと置かれたままになってるのを発見。
自ら募金箱を持って周り始めた。
「右や左の旦那様〜。」さすが責任感が強い。
裕太郎くんが代わろうとするが、「俺が周った方が沢山集まる。」と言って、マイクを渡され、困った裕太郎くんは、歌を唄う。

夜の部舞踊ショー
・良二くん中心に女優陣群舞。
・大五郎若座長中心に、浅太郎くん、裕太郎くん。
・菊太郎座長、立ち。
・かずみちゃん中心に、女優陣群舞。
・浅太郎くん、立ち。
・良二くん、雪江ちゃん相舞。
・一條 みやこちゃん、ソロ。
・良二くん、立ち。
・男優陣群舞。
・大五郎若座長、女形。
・きよみさん、女形。
・フィナーレ!大五郎若座長中心に、女形。

舞台途中、菊太郎座長がハッピ着て充季ちゃん連れて通り過ぎる・・・ 菊さんの頭の中は祭り一色だ。
座長の送り出しは無しよ〜

















☆


 

 

☆


Copyright
e-mail