劇団美山 その125のページなのラ!

里美 たかし 座長



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劇団美山 「バーデンバーデン」公演 2008年11月15日(日)昼の部・夜の部舞踊ショーのものです。
今月3回目の美山さん観劇行って来た。
今日こそはHP更新しないと! と意気込んでみるもののなかなか捗らない。
それでも8割方は出来たので、良しとして買い物へ出発。
買い物の最後に立ち寄るのは、竹輪で有名なヤマサ。
そして、今日はいわし玉の揚げたのがあったので試食した。美味しかったので少し買って帰った。
でも息子に食べられちゃうだろうなあ〜。
今回も夫婦二人で観劇だ。 順調にバーデンへ出発。
バーデンに到着すると、二階建て駐車場に登るところで、京馬くん、祐樹くん、輝彦くんの3人が楽屋に向かう後姿を発見。この時間に楽屋入りするんだな。

さて、玄関の自動ドアは直ってるかな?
おおっ!予想外に(笑)ちゃんと直ってる。
まずはお風呂!今週も暖かい。よく温もって大広間へ。
37番テーブルは、毎週のようにいつもの親子のお二方とご一緒。
「こんにちは〜!」
昼食は、定番野菜炒めラーメン。これまた定刻(お芝居が始まる寸前)に出来上がる。

昼の部お芝居「兄弟仁義」
主演沼津の秋太郎にたかし座長。
沼津(この地方だからでしょうね)の秋太郎(たかし座長)は、喧嘩出入りで秋太郎を殺す事を請け負った美濃の冬太郎(京馬くん)を斬ってしまう。
が、虫の息の冬太郎が秋太郎を呼び止めた。
秋太郎が話を聞いてみると、故郷に残した母親(喜代子さん)に親孝行しようと貯めたお金を届けて欲しいとのことだった。 秋太郎がその頼みを聞き入れると、冬太郎は息を引き取った。
秋太郎は、その約束を果そうと、早速その足で冬太郎の故郷へ向かおうとしたその時、冬太郎と義兄弟の神田の金五郎に見られてしまう。 金五郎は冬太郎の敵を討つことを誓う。

冬太郎の母親は盲目で、冬太郎の許婚のおふじ(ミカちゃん)と一緒に暮らしていた。
そこへ、秋太郎が冬太郎の母親を訪ねてきた。
冬太郎の母親は、冬太郎が帰ってきたと思い込み大喜びした。
おふじも分かっていながら、秋太郎にそのままでお願い!と手を合わせた。
すっかり、否定するタイミングを逃してしまった秋太郎はそのまま冬太郎になりすますことにした。

悪役権造親分(祐樹くん)は、冬太郎の母親に使ってない蔵で賭場を開かせてくれと頼んだ。
先祖代々からの蔵を、そんな申し入れで汚す事は出来ないと断る母親を、権造親分は力ずくで言いなりにしようとした。 そこへ秋太郎が俺に任せてと割って入り、子分二人(京馬くん・エクボちゃん)と親分をやっつけ、親分達は尻尾を巻いて逃げていった。

権造親分は、このままでは引き下がれないと意気込んでいると、そこへ金五郎が俺に任せろ!と名乗り出る。
俺は秋太郎が冬太郎になりすましていることを知っている。

秋太郎に本当のことを母親にバラすぞ!と権造親分が脅した。
秋太郎は「黙って聞いてろ!」と言い放ち、自分から今までの経緯を話した。
色々あったが、冬太郎との約束を果すためだったことを分かった母親は、そんな秋太郎を許した。
冬太郎と義兄弟の金五郎は、秋太郎の男気に惚れ、「これは冬太郎に間違いない。」と権造を裏切った。
権造親分は、当然面白くなく、こうなったら殺ってしまえ!と。
秋太郎は、金五郎に礼を言い、権造親分にやるなら外へ出ろ!と言い決着をつける。
金五郎も秋太郎の助っ人をする。大立ち回り。

権造親分たちを見事やっつけた秋太郎と金五郎は、煙草を分かち合い二人で吸った。
BGMに赤と黒のブルースが流れる。この場面は見事な演出だった。
いつかまた遇ったら酒でも酌み交わそうぜ! まさしく兄弟仁義。男の世界。

このお芝居にも涙してしまう私であった。


口上
これからの公演先予定を話す。何と来年9月バーデン決定だそうです。ヤッター!


昼の部舞踊ショー
若手群舞。
たかし座長、女形。
祐樹くん、股旅で立ち。
エクボちゃん、ミカちゃん相舞。
たかし座長、女形。
こうたくん、ハナちゃん兄弟相舞。
輝彦くん、立ち。
祐樹くん、エクボちゃん立ち。
こうたくん、女形。可愛い〜い。
ミカちゃん、ハナちゃん、エクボちゃん。
京馬くん、女形。
たかし座長、立ち。
ラストステージ。たかし座長立ち、こうたくん女形。


送り出し
こうたくん女形だったので送り出し写真を撮った。エクボちゃんも撮った。

大入り!出ました。

お風呂から上がって、大広間でメールチェック。今回はあまり知人に遇わなかった。

夕食は、レバニラが品切れだったので、中華焼きそばを注文した。

夜の部お芝居「梅暦」
主演政吉役にたかし座長。競演蔦吉役にエクボちゃん。
政吉(たかし座長)、番頭の喜助(京馬くん)、梅屋若旦那(輝彦くん)の3人は兄弟のように育てら、先代の旦那様が亡くなる時、枕元に呼ばれ3人に店を頼むとまで言われた仲であったが、番頭の喜助は政吉とお嬢様のお梅が仲が良いのに焼餅を焼き、政吉に有らぬ容疑(掛取りのお金を盗んだ)を掛け、気の弱い若旦那を言うことを聞かないのなら店を辞めると脅して、政吉を店から追い出した。

行く所がなくなった政吉は、もう生きていても仕方ないと自殺を図ろうとした。 そこへ人気芸者の蔦吉が通りかかり、政吉の身の上話を聞き、それなら私が面倒を見ましょう!身の回りの世話をすれば家に置いてやるよと、政吉を家へ連れて帰った。

それから3年後。 それまで男っ気のない蔦吉が政吉に惚れたのである。
政吉も蔦吉を好いていた。 政吉は蔦吉のヒモとなり夫婦となっていた。
番頭の喜助は気の弱い若旦那を良いことに店を乗っ取り、若旦那と妹のお梅は、虐げられていた。

体を患っていた若旦那とお梅は、体が良くなる様に願掛けに行く途中、バッタリと政吉に遇った。
若旦那とお梅は、政吉に番頭の喜助にお店を乗っ取られた事を話し、店に帰って来るよう懇願した。
先代の旦那様にここまで育ててくれた恩がある政吉には、その申し出を無碍に断ることは出来ず、受け入れてしまう政吉であった。

梅屋ほどの大棚に、芸者風情の蔦吉など連れて行けるわけもなく、蔦吉に訳を話し、離婚してくれと頼んだ。
ここから蔦吉エクボちゃんの、見せ場が始まる。
よよと泣き崩れる蔦吉。 嫌よ嫌よ別れるなんて!
エクボちゃんの熱演に涙した。泣いてばっかな私ですが・・・(^_^;)
いや、ほんと上手いなあ〜。

美山さんのお芝居は、このように劇団員ひとりひとりが皆一応にしっかりとお芝居出来るようになってる。
前回のこうたくんしかり、皆主役級にお芝居が出来るんだ。 劇団員の育て方が大変上手いなあ〜と感心した。

若旦那とお梅が、願掛けの帰りにまた政吉と出会い、そこへ番頭の喜助がやってきた。
「こんなところで何してる。早く店に戻りなさい。」と喜助は若旦那とお梅を叱った。
政吉はそんな喜助に苦言を呈した。 番頭のお前が何故そんなことをする!
幼い頃から一緒に育ってきた仲じゃないか!
喜助にも言い分があり、「私はお梅を好いていたんだ。」と。
自分に靡かないものだから、苛めてしまう逆の表現になってしまっていた。と告白し改心した。
政吉は、もうこれで大丈夫と安心した。
するとまた行く所が無くなってしまい、蔦吉とよりを戻し、元の鞘に収まった。
ハッピーエンドで終演。

夜の部舞踊ショー
若手群舞。
たかし座長、立ち。
京馬くん、立ち。
エクボちゃん立ち、ハナちゃん女形で相舞。
輝彦くん、立ち。
ミカちゃん、祐樹くん相舞。
こうたくん、女形。ヤッホー!昼夜の女形!
たかし座長、女形。
京馬くん立ち、こうたくん女形で相舞。
めっちゃ可愛い。背丈の釣り合いもとれて超似合っていた。京馬くん、こうたくんをお姫様だっこしちゃうんだもん!
たかし座長、女形。
ハナちゃん立ち、ミカちゃん・エクボちゃん女形。めっちゃ楽しい!
ラストステージ。
今回は、こうたくんの女形昼夜たくさん見れたので幸せだった。

















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